希少度の高い外車や旧車 特殊事例を紹介します。



シングルデスモ DUCATI DM250 調子悪いとのことでご入庫いただきました。
初対面の車両でしたが英語の資料も交えつつ 燃料計および点火系を中心に攻めていきます。
この車両の場合、その2つの不具合で調子が悪かったようで
キャブレターは汚れと、点火系(ポイント)はコンタクトブレーカーからの漏電がありまして
失火が発生していた様でしたので、国産の部品 流用の部品も交えつつ修理しました。
調子の良いビッグシングルは魅力的ですね♪
続いて同じオーナー様(すごいコレクター様です)なのですが

1967年式のvelocette venom thruxtonRSです。 ビッグキャブの為にタンクがエグられている。 すばらしいかっこいいデザインです。 最高です。





この車両は500ccにもかかわらず 250cc(軽二輪)として登録されており、色々とよろしくない状態でした。
ご依頼内容は、正しい排気量で小型二輪として正式に登録をしたいが、陸運局にて排気量を実測して報告書を作るよう求められたため、弊社の方で分解・排気量測定・報告書作成まで作成してほしいとの事でしたので対応しました。
結果、無事に認可されて枠付きのナンバープレートが発行されました。
あまりない特殊事例かとは思いますが色々と頭ひねって考えるのは好きなので、良い経験になりました。










その他、この年代(1950~1960年代)のオートバイを得意とするスタッフも在籍しており、BSチャンピオン等の珍車も対応したことがあります。 部品が出ればもちろん交換ですが、基本的に部品の供給はどれも絶望的なので、「寄せ集めと手作りと応急処置」のクオリティを少しでも向上させることが大切かと考えております。
なので「見積り」という行為が一番難しい案件でもあります。 スミマセンがご容赦ください